2016年09月19日
サプライズBD
イギリス歴も5年以上の私ですが、
実は今まで旦那の友達や家族と積極的に交流してきませんでした。
みんな気さくでいい人なのに、「ネイティブスピーカー集団との会話恐怖症」で。
ザックリ話題を追うことはできても、「話に入る」のは、ほぼ不可能。。
(4人以内とか、ゆっくりならまだしも。)
日本語で例えるならば・・・
身近な人々間の「日常会話(超高速) 」 の難易度、伝わりますでしょうか。
教科書の知識では読解できない感じ。そして上のシーン15秒とか。
日本語勉強してても「テンパ…ナンデスカ?」「カブツヤ??」ってなるじゃない?
ここで「ガリガリ君 シッテマス!」と言ったところで焼け石に水。
会話が理解できないジレンマで、かなり惨めな気持ちになることもありました。
(今はもうある程度仕方ないと開き直りましたが。笑)
とにかく!
今年は「イギリス社会の一員になる!」というスローガンなので
旦那のサプライズバースデーの協力を、勇気を出して
家族と友達にお願いしてみたんです。
そしたら、みんなノリノリで賛成してくれて。 (*´Д`*) フォォ
お店を探して予約、旦那にバレないようにグループチャットするのも
スリル満点。
ふへっふっふふふー、知らないのは本人だけだぜ。。。
と、期待をふくらませていた、誕生日1週間前
夕方お出かけ中、旦那に一通のメールが。
友人A:まさかの1週間 早とちり
(((( ;゚д゚)))
それ以上の情報漏洩は避けねばと
すごい速さでツッコミメール打ちながら
全身全霊でとぼけたよね。
アレックス(仮名)は酔った時に意味不明なメールを
送ってくることがあったので、きっと同じような間違いだと、
自然かつ強めに説得しました。
そして前日には・・・
夫( ´_ゝ`)「そういや、ずっと前に母さんが誕生日に食事しようって言ってたのに、
それから連絡ないんだよねー。」
夫( ´_ゝ`)「てことはさ、みんなで内緒で何か計画してるんでしょ。」
私→つくり笑しかできない。
(でも一応否定してみる。)
ついに迎えた当日
夫( ´_ゝ`)「あ~、今日はみんなに会えるの楽しみだな~!」←もはや95%確信
もう半泣きですよ。せめて気づいてないフリとかできんのかね・・・。
そんな調子だったので、
「いま入店しました!」なんて直前メールもできなかったし、
待ってる側も、登場側も緊張感ゼロ。。。。
そっ、そそそれでも、スペシャルゲストの従兄弟や義理の弟、
さらに夕方に友達が来るとは予想してなかったそうなので、、
まぁ、半分は、成功、かな?
えっ?サプライズになってないって? いいの、みんなで楽しめたから。
夕方飲んだ後にビリヤードしたり、続いてカラオケ屋にも突入し
(イギリス人はベロンベロンに酔って叫ぶようにみんなで歌うという
楽しみ方が主流。そして発音はカラオキ)
最後はうちのフラットにも何人か来て、夜通し賑やかに騒いでいたから、
きっと幸せな誕生日を
過ごしてもらえたと思います
家族と友達のみんなに、大感謝です。
そしてお誕生日おめでとう、トム。
というハッピーエンドのはずでした。
(´д`;)
つづく