2016年09月22日
サプライズBDのあと2
旦那トムのバースデーパーティー翌日
私の携帯が行方不明と分かり
ケンカ中だった私たちも休戦して
本格的な捜査に取り掛かった。
一体どうやって現在地を割りだせるか。。。
とりあえず、私の番号に何度も掛けてみるトム。
応答もなく、留守電入れたりメールを送るも、反応ゼロ。
(しかもマナーモード。Even worse...)
そういえば、そんなアプリあったじゃん!!!
さっそく家のMacで「Find My iPhone」を立ち上げ、
初めてログインしてみる。
ドキドキドキドキドキドキドキ。。。
それは車で通過したことも、ましてや降りたこともない場所・・・
レストランでもなければ交番でもない。
(そもそもイギリスは交番自体ない。)
つまり、誰かが拾って家へ持ち帰ってる!!!
↓
↓
「親切な人がひとまず預かっている」率、12%
「スマホ落ちてた、ラッキー、売っちゃえー!」率 88%
(推測)
ここは安全な日本じゃないんだよ、
犯罪都市ロンドンだ!
(注:そんな危険でもありません。)
とにもかくにも、現場へ直行することに。
トムのiPhoneからも同じアプリを立ち上げ、目的地に近づく。
道路上のような、建物内のような、あいまいなGPS。
着いたのはマンションの並ぶ静かな住宅街。
手当たり次第、車の中を覗いてまわるも見当たらず。。
ひたすら、私の携帯に掛けつづけるトム。
外ではもう見つからない。
こうなったら、、、、、、
やるっきゃない。
ザ・しどろもどろ
携帯拾ったかと尋ねる訪問客 。(´□` )怪しすぎる。
返ってきた答えは
くじけずに突撃インターホンを繰り返し
向かいのマンションすらも試したけど
まるで成果なし。No good...
一旦クルマに戻ってみるも、いい案は浮かばず。
自分の責任を感じてか、絶望感が止まらないトム。
立場逆。
もうね、携帯も古かったし、写真やメールはパソコンにあるし
お金で買えるものなんだから、、、
もういいかな、、
買い替え時だよってお告げだったのかも。
って、、ん?買う?お金?
Σ(´д`;)
即行で銀行へ電話。カードをストップしてもらう。
(カスタマーサービス劣悪なロンドンで、この手続きは頻繁なせいか、対応がめっちゃスムーズ)
トムは警察を呼ぼうかと言ってくれたけど
こんな些細な事件に協力してくれるか微妙だし
犯人が電源切って隠しきれば無意味だよね・・・。
もう、私たち、やれることは全部やった・・・。
仕方ない・・・。
座右の銘は「塞翁が馬」
だしさ。。。
諦めて家に帰ろうとした、そのとき
アプリ内のコマンド、'Play Sound'を思い出した。
でもさ、建物の中にあるんじゃ、聞こえっこないよ。
と、ダメもとで再生。
なんと、インターホンに応えなかった1階の部屋の空いてる窓から
明らかに音が。
いや、でもこれでヤンキーだったらどうしよう。と心配したものの、
奥の部屋にはおじいさんの姿が。
必死に外から叫ぶ&インターホン鳴らして、やっと出てくれた。
話を聞くと、どうやら孫娘が拾って、ここで保管していてくれたらしい。。。
操作された形跡も無く、事なきを得ました。。。
そして旦那とも謝りあって万事解決。。
かくして夫のサプライズバースデーウィークエンドは
心臓に悪いエクストラ・サプライズで、
幕を締めたのでした。
めでたし、めでたし。
教訓
ロンドンで携帯をなくす時は
マナーモードを解除してから落とす。
↑何も学んでない模様。
「あんたんちの息子が骨折したぞ!災難!」
「いやいや、そうとも限らんぞ。」
「!?」
こんな爺さまいたら、全力で心配だけどね。
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